『愛着障害の2つの種類があるのを知っていますか?』vol.15

はじめまして。

共感型カウンセラーのタクです!

皆様は愛着障害に種類があるのをご存知でしょうか。

・反応性アタッチメント障害

・脱抑制型対人交流障害

『愛着障害』と聞くと、一つの症状だけをイメージする方が多いかもしれません。

しかし実は、愛着障害には代表的な2つのタイプがあるんです。

そこで、今回は『愛着障害の2つの種類』についてお話しさせていただきます。

目次

1.反応性アタッチメント障害と脱抑制型対人交流障害の違いとは?

2.どちらも安心できる愛着を求めている

3.心は生き延びるために最善の方法を選んだ

4.それぞれの具体的な違い

5.まとめ

1:反応性アタッチメント障害と脱抑制型対人交流障害の違いとは?

一見すると正反対のように見える2つの愛着障害ですが、

どちらも『安心できる愛着関係を築けなかった』という共通点があります。

反応性アタッチメント障害は、人との距離を取り、

他人を信用できず心を閉ざしやすい傾向があります。

一方で、脱抑制型対人交流障害は、

初対面の相手にも警戒心が薄く、誰にでも過度に親しく接してしまう傾向があります。

つまり、

・人を避けるタイプ

・人との距離が近すぎるタイプ

という違いがあるんです。

2:どちらも安心できる愛着を求めている

反応性アタッチメント障害と脱抑制型対人交流障害は、

人との接し方こそ異なりますが、根本的な原因は共通しています。

それは、幼少期に安心できる大人との安定した愛着関係を十分に築けなかった経験です。

そのため、

「人は信用できない」

と感じて距離を置く人もいれば、

「誰かに受け入れてほしい」

という気持ちから、誰にでも近づいてしまう人もいます。

どちらも本人の性格ではなく、心が自分を守ろうとした結果として現れる反応なのです。

3:心は生き延びるために最善の方法を選んだ

子どもにとって養育者は、生きていくために欠かせない存在です。

しかし、その養育者から十分な安心感や愛情を得られない環境では、子どもの心は生き抜くために独自の対処法を身につけます。

例えば、

・傷つかないように人との距離を置く

・誰にでも近づいて安心できる相手を探そうとする

このような行動は、一見問題があるように見えるかもしれません。

しかし当時の子どもにとっては、自分を守るために必要だった

『生存戦略』と考えられています。

4:それぞれの具体的な違い

『反応性アタッチメント障害(RAD)』

・人をなかなか信用できない

・感情を表現するのが苦手

・助けを求めることが難しい

・親しい関係になるほど距離を取ってしまう

・「どうせ裏切られる」と考えやすい

『脱抑制型対人交流障害(DSED)』

・初対面の相手にも過度に親しく接する

・誰にでも甘えようとする

・相手との適切な距離感が分かりにくい

・危険な相手への警戒心が弱い

・強い孤独感から人とのつながりを求めやすい

どちらも表れ方は違いますが、

根底には「安心したい」「受け入れてほしい」という共通した願いがあります。

5:まとめ

愛着障害には、

・反応性アタッチメント障害(RAD)

・脱抑制型対人交流障害(DSED)

という2つの代表的なタイプがあります。

一方は人との距離を取り、もう一方は誰にでも近づいてしまうという違いがありますが、

どちらも幼少期の愛着形成の影響を受けている点は共通しています。

大人になって「愛着障害」という言葉で語られる悩みの多くは、

愛着スタイル(愛着のパターン)や対人関係の傾向

指して使われることが少なくありません。

もし、あなたが

・「人との距離感が分からない」
・「恋愛や人間関係で同じ悩みを繰り返してしまう」

と思い悩んでしまっても、自分を責める必要はありません。

安心できる人との関わりやカウンセリングを通して愛着のパターンを見直していくことで、人との関係性は少しずつ変えていくことができますよ。

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